Cloudflareが、AI向けデータの取引基盤を手がけるHuman Nativeの買収に乗り出す。AI開発企業とコンテンツ制作者の公正な取引を後押しし、コンテンツ補償モデルの強化につなげる狙いだ。CNBCが15日(現地時間)に報じた。買収額は公表されていない。
報道によると、CloudflareはHuman Nativeの買収を通じ、AI向けデータ取引の仕組みを見直すとともに、コンテンツ制作者への補償モデルを強化する方針だ。
Cloudflareのマシュー・プリンスCEOは、「コンテンツ制作者は自らの作品に対するコントロールを持ち、AI向けに最適化するかどうかも自分で決められるべきだ」とコメント。そのうえで、「信頼できる高品質なデータが、公正かつ透明な方法で取引されるよう支援することが、今回の買収の狙いだ」と述べた。
プリンスCEOは、Human Nativeの仕組みを活用し、AI開発企業がモデル学習に利用するコンテンツについて、制作者に補償が行き渡る枠組みを構築する考えを示した。Human Nativeは、こうした取引の管理を担うという。
Cloudflareは2025年、AIクローリングを制御する製品を投入している。AIボットによるWebデータ収集の制御や収益化を可能にする機能を提供してきた。
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