CNBCは15日(現地時間)、Amazon Web Services(AWS)が欧州向けの「ソブリンクラウド」をドイツで正式に展開すると報じた。データをEU域内で保存・処理し、域外からのアクセスを制限する仕組みで、AWSは2040年までにドイツ国内で78億ユーロを投資する計画だ。
ソブリンクラウドは、特定地域内でデータを保存・処理し、外部からのアクセスを抑えるクラウド基盤を指す。CNBCは、欧州でデータ保護規制が強まる中、AWSが競争力の維持を狙って打ち出した戦略だと伝えた。
AWSはドイツのブランデンブルクにソブリンクラウドを構築する。データがEU域外に移転しないよう、物理面と論理面の双方で分離措置を講じたという。
また、欧州向けソブリンクラウドは、EU域外のインフラへの依存を最小限に抑え、通信が途絶えた場合でも独立して運用できるよう設計したとしている。
AWSは2040年までに、ドイツ国内のソブリンクラウド事業に78億ユーロを投じる方針だ。今後はベルギー、オランダ、ポルトガルにも展開を広げる予定としている。
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