NCsoftは1月15日、グローバルパブリッシング事業の拡大と新規IPの確保を目的に、ゲーム開発会社のDynamis OneとDexa Studioに戦略出資したと発表した。両社が開発中の「Project AT」「Project R」について、NCsoftが国内外でのパブリッシングを担当する。
出資先の2社は、Dynamis Oneがサブカルチャー系タイトル、Dexa StudioがMMORPGの開発にそれぞれ強みを持つ。NCsoftは、ジャンルごとの開発力を持つ外部スタジオとの連携を通じて、新規IPの確保とグローバル展開の強化を進める考えだ。
Dynamis Oneは、サブカルチャー系ジャンルに特化した開発会社。現在、未公開の新作「Project AT(仮称)」を開発している。作品は「魔法」と「行政」を主題に据えた新伝奇サブカルチャーRPGで、既存プロジェクトの中断後に新たに開発を始めたという。NCsoftは同タイトルの国内外のパブリッシングを担当し、ポートフォリオの多角化とサブカルチャー系開発クラスターの構築を進める。
Dexa Studioは、MMORPG開発で実績を持つ人材を中核に設立された会社だ。現在は、高水準のグラフィックスとアクション性を備えた新規IP「Project R(仮称)」を開発している。NCsoftは、長年にわたり蓄積してきたMMORPGのサービス運営ノウハウを基に、同タイトルの国内外パブリッシングを担う。Dexa Studioの開発力とNCsoftのMMO事業で培った運営力を組み合わせ、相乗効果を狙う。
両社は2024年に設立された。NCsoftは、各ジャンルのヒット作に携わった開発人材を中心に組成されたスタジオとして、専門性と実行力を評価したとしている。
パク・ビョンム共同代表は「今回の投資は、優れた開発実績と実行力を証明した外部開発会社に対する戦略投資だ」とコメントした。その上で「今後も多様なジャンルへの投資を継続し、グローバルパブリッシング競争力の強化と、ジャンル別の開発クラスター拡充に注力する」と述べた。