AIスタートアップのWebAIは13日、シリーズA延長ラウンドを通じて評価額が25億ドルに達した。SiliconANGLEが報じた。
今回のラウンドには、マーク・ベニオフ氏のTime VenturesとAtriedes Managementが共同で参加した。既存投資家のForerunner Venturesも出資した。
WebAIは、クラウドではなくローカル環境でAIモデルを運用できる「ソブリンAI」プラットフォームを展開している。企業はデータをクラウドに送信せず、自社デバイス上でAIを実行できるという。
同社は、こうした仕組みによってセキュリティと応答性能の向上が見込めると説明している。あわせて、ローカルコンピューティングの活用により、AIの導入・運用コストの圧縮にもつながるとしている。
2025年には、企業向けAIアシスタントアプリ「Companion」を投入した。Companionはデバイス上で直接動作し、企業内データを活用した業務を支援する。
顧客基盤も広がっている。WebAIによると、小売、物流、航空など幅広い業種で導入が進んでおり、フィンランドのヘルスケア企業Oura Healthも主要顧客に含まれるという。
WebAIの最高経営責任者(CEO)、デイビッド・スタウート氏は「AIをクラウドやWi-Fiに頼らず、データが生成される場所で直接動かせるようにする」と述べた。その上で、「今回の投資を受け、分散型AIのイノベーションを加速させる」としている。
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