Shiba Inu(SHIB)が短期上昇後に急落し、直近の上げ幅の大半を失った。オンチェーン指標では含み益のある供給量がこの1週間で大きく減少しており、取引所への流入や残高の増加も重なって、売り圧力の強まりが意識されている。市場では、0.00000836ドルの主要サポートを維持できるかが焦点だ。
13日、ブロックチェーンメディアBeInCryptoによると、Shiba Inuは今月初めに反発したものの、その流れを維持できず下落に転じた。下げが進むなかで、一部保有者の売却が進み、相場の重荷になっている。
オンチェーンデータにも弱含みの兆しが表れている。年初時点では約140兆SHIBが含み益のある状態にあったが、この1週間でその供給量は約62%減少し、足元では約57兆SHIBに縮小した。調整入り後、収益状態にあった保有分が急速に減った格好だ。
含み益が縮小し、含み損に転じる保有者が増える局面では、売りが出やすくなる。取引所の純ポジション変化データでも、Shiba Inuの取引所流入は増加基調にある。買い集め局面の一巡後、売り優勢に傾きつつある可能性を示している。
価格下落とともに取引所残高が増えている点も、弱材料として意識される。一般に取引所残高の増加は、市場で換金される可能性の高まりを意味するためだ。戻りを待つより、売却を優先する動きが広がっていることを映している。
足元のShiba Inuは0.00000857ドル前後で推移し、主要サポートとされる0.00000836ドルの上にある。過去1週間では約9.6%下落した。12月5日に一時0.00001000ドルを付けた後は、調整局面が続いている。
売り圧力が続けば、次に試されるのは0.00000836ドルのサポートだ。この水準を下回れば、50日指数移動平均線を割り込む可能性があり、その場合は0.00000786ドルまで下げ余地が広がる可能性がある。
一方で、このサポートを維持できれば短期的な反発も視野に入る。0.00000836ドルで下げ止まれば、0.00000898ドル近辺まで戻りを試す展開もあり得る。この水準を上抜ければ、100日移動平均線がサポートとして機能し、短期的な弱気シナリオはやや後退しそうだ。