「PikaBoost 2 Lite」 写真=LIVALL

LIVALLは、一般的な自転車を後付けで電動アシスト化できる変換キット「PikaBoost 2 Lite」を公開した。摩擦駆動方式を採用し、重量は約3kgに抑えた。価格は329ドルで、世界向けに配送する。

Electrekが12日(現地時間)に報じた。新製品は、既存の「PikaBoost」をより軽量かつコンパクトに再設計したモデル。取り付けやすさと携帯性を前面に打ち出し、手軽に使える電動アシスト化キットとして訴求している。

摩擦駆動方式は、後輪にローラーを押し当てて駆動力を伝える仕組みだ。一般的な電動アシスト自転車で使われるハブモーターやミッドドライブモーターは不要で、構造が比較的シンプルなのが特徴となる。

一方で、効率や耐久性では完成車の電動アシスト自転車に及ばない面もある。タイヤ摩耗が増えやすいほか、リアフェンダーを装着しにくいといった制約もある。それでも、短時間で取り付けられる手軽さから、実用的な選択肢の1つとみられている。

PikaBoost 2 Liteの大きな特徴は軽さだ。158Whの小型バッテリーを搭載しながら、総重量は約6.6ポンド(約3kg)に抑えた。バッテリー容量は、米航空会社で一般的なリチウムイオン電池の機内持ち込み上限である160Wh以内に収まっており、携行しやすさも強みとなる。

本体はシートチューブに固定する仕様で、専用アプリやリモコン操作は不要。ペダルをこぎ始めるとシステムが動きを検知し、最大約250Wの電動アシストを行う。メーカーによると、通常走行時の負荷をおおむね半減でき、上り坂での負担軽減や平地での巡航支援が見込めるという。

走行を全面的に代替するスロットル主体の電動車ではないが、日常的な移動時の負担を和らげる補助ユニットとしては十分な性能を備えるとしている。

価格面でも導入しやすさを打ち出す。販売価格は329ドルで、既存の自転車を比較的低コストで電動アシスト化できる。利用頻度の低い自転車を再活用できる点も訴求材料になりそうだ。

着脱しやすい点も特徴だ。短距離移動や運動目的のライドではキットを外して軽快さを優先し、長距離走行時や負担を抑えたい場面では約30秒で再装着して電動アシストを利用できるという。

PikaBoost 2 Liteは現在、世界向けに配送している。電動アシスト化キットの選択肢は他にもあるが、シンプルな構造と高い携帯性で差別化を図る製品といえそうだ。

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