(左から)GISTのイム・ギチョル総長、韓国ファブレス産業協会のキム・ギョンス会長。写真=GIST

光州科学技術院(GIST)と韓国ファブレス産業協会(KFIA)は13日、AI半導体分野で業務協約(MOU)を締結したと発表した。GISTのAI・半導体分野の研究開発力と、KFIAが持つ産業界のネットワークを結び付け、設計から製造、パッケージング、実証までをカバーする産業エコシステムの構築を目指す。

両者は、GISTの研究成果を産業現場で技術や製品として実装するための橋渡しにも取り組む方針だ。

KFIAは、半導体設計を手掛けるファブレス企業を代表する業界団体。今回の協約を通じて、現場データの提供、産業ニーズに沿った教育・研究方針の策定、共同R&Dや政府事業への参画などで中核的な役割を担う。

また、ファブレス企業が課題として抱える先端プロセスの実証・検証インフラ不足の解消に向け、両者で実証環境を整備する。企業単独では負担の大きい高難度の半導体研究開発も支援する。

GISTは今回の協約を機に、AI半導体の設計から後工程、パッケージング、さらにエネルギー、モビリティ、スマート製造など実際の産業現場での実証までをつなぐ一貫した研究体制の強化を進める。AI技術の産業展開まで見据えた研究中心大学としての機能を高める考えだ。

同院は次世代半導体の開発と人材育成を目的に、半導体の基礎素材製造から前工程、後工程までをカバーする「AI半導体先端工程ファブ」を政府支援の下で整備している。今回の協約では、この施設が実証・研究基盤としての役割を担う見通しだ。

今後は、共同R&D課題の発掘、産業需要に基づくオーダーメード型教育プログラムの開発、政府・自治体との連携事業への共同参画を段階的に進める。技術実証を軸としたパッケージング・後工程の実証インフラと広域AX実証プラットフォームの整備を加速し、2026年下半期からの成果創出を目指す。

イム・ギチョルGIST総長は「GISTは湖南圏を代表する研究中心大学として、シリコンバレーのスタンフォード大学やUCバークレーのように、人材、企業、資本が集積する『Vortex University』モデルを南部圏で実現できる最適なアンカー機関だ」と述べた。その上で「韓国ファブレス産業協会との緊密な協力を通じて、国内AI半導体産業のグローバル競争力を高め、南部圏が名実ともに半導体クラスターとして成長できるよう力を尽くしたい」と語った。

キム・ギョンス韓国ファブレス産業協会会長は「ファブレス企業が直面する大きな課題の一つは、先端プロセスの実証・検証インフラの不足だ」と指摘した。その上で「今回のMOUを通じて、両機関の優れた研究力と産業現場のノウハウを結集し、AI半導体分野の中核技術の確保と、産業需要に即した人材育成を加速させる」と強調した。さらに「国内ファブレスのエコシステムを活性化し、韓国のAI産業の国家競争力向上をけん引していく」と述べた。

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