写真=DaolTS

DaolTSは、2026年の成長戦略としてAIインフラ、セキュリティ、クラウドネイティブを重点分野に据え、事業基盤の強化を進める。これまで整えてきた技術力と事業体制を収益につなげる段階に入る方針だ。

同社は2025年、AIとクラウド環境の変化に対応するため、クラウドネイティブチームを新設した。AI・データ向けワークロードの最適化、コンテナ基盤への移行、クラウド運用の自動化などを通じ、企業のクラウドネイティブ移行を支援している。

特に、コンテナ基盤インフラやAI対応のクラウドプラットフォームを中心に、グローバルパートナーとの協業を強化してきた。企業のデジタルトランスフォーメーション推進と運用効率の改善を同時に後押しする狙いがある。

Dell Technologies関連事業も、AIインフラ需要の拡大を追い風に堅調に推移した。DaolTSは、サーバーやストレージなど既存インフラにAIアプリケーションを組み合わせたオールインワンAIプラットフォーム「DaolFusion」を投入し、AIインフラ事業を本格展開している。

その結果、売上高は2024年に続いて2025年も3000億ウォン(約330億円)を超えた。

2026年は、セキュリティ事業とクラウドネイティブ事業を安定成長の段階に引き上げるとともに、これまで構築してきた技術・事業基盤を実際の収益モデルとして定着させることに注力する。

DaolFusionについては、営業・マーケティングを集中投下して市場浸透を進める。ソウルおよび地域拠点のパートナーを軸にAIインフラの導入実績を積み上げ、市場での存在感を高める考えだ。

エンタープライズIT市場で蓄積してきた技術力を基盤に、個人向け製品部門でも売上拡大とシェア向上を狙う。ターンアラウンド戦略を通じて事業規模を広げ、DaolTSとDell Technologiesのブランド認知を個人向け市場にも広げていく方針としている。

ホン・ジョンファ代表は「2025年がAI、セキュリティ、クラウドを中心に技術基盤を整える年だったとすれば、2026年はそれを事業成果の拡大と実質的な収益構造につなげる転換点になる」と述べた。その上で「技術の専門性とパートナーシップを基盤に、顧客から信頼されるITインフラ・ソリューション企業として持続的な成長を目指す」とした。

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