MARS AUTOは1月12日、UL Solutionsが主催した大型トラック自動運転関連の国際標準研修を修了したと発表した。2027年の商用化を見据え、国際標準に対応した開発・運用体制の整備を進める。
同社は、カメラベースのエンドツーエンドAI自動運転システム「マスパイロット」を中核に、幹線物流向けの自動運転サービスを展開している。2025年11月には、産業通商資源部が推進する「大型トラック貨物輸送のための無人自動運転商用化技術開発」戦略課題の主幹機関に選定され、計13機関と連携して商用化プロジェクトを進めている。
今回の研修は、MARS AUTOを中心にコンソーシアム参加企業が共同で受講した。商用化に向けた準備項目を点検するとともに、国際標準に準拠した技術・運用基盤を先行して整えることが狙いという。
研修を主催したUL Solutionsは、各種製品に表示される「ULマーク」で知られる安全科学分野のグローバル企業だ。
MARS AUTOは、機能安全の「ISO 26262」、意図した機能の安全性を扱う「ISO 21448(SOTIF)」、サイバーセキュリティの「ISO 21434」を軸に、企業間物流向け自動運転で必要となる要件定義から検証、運用までの共通基準を整備したとしている。
MARS AUTOのノ・ジェギョン副代表は、「自動運転の普及には技術開発だけでなく、運用現場における体系的な準備が欠かせない」とコメントした。その上で、「『物流ドリームチーム』とともに次世代物流への備えを進め、大規模な技術導入環境でも安定して運用できる体制を構築していく」と述べた。