Samsung Electronicsが、役職員成果給(OPI)の自社株受け取り制度を見直した。2025年分の制度では、全社員が成果給の一部を自社株で受け取れるようにする一方、これまで役員に課していた自社株の義務受領は廃止した。関係者によると、同社はこうした改定内容を最近、社内に通知した。
改定後は、役職員全員がOPIの0〜50%について、10%刻みで自社株で受け取る割合を選べる。希望者は全額を現金で受け取ることもできる。さらに、1年間の保有を条件に、自社株で受け取る分については15%を上乗せする。今年の成果給は30日に支給される予定だ。
Samsung Electronicsは昨年、責任経営の強化を目的に、役員に対して役職に応じて成果給の50〜100%を自社株で受け取ることを義務付けていた。当時の株価は5万ウォン台だった。常務は50%以上、副社長は70%以上、社長は80%以上、登記役員は100%を、1年後に自社株として受け取る仕組みだった。株価下落時には支給株数を減らす条項も盛り込まれていた。
一方、同社株は今年に入り14万ウォンを突破し、上昇基調にある。業績改善と株価急騰が、今回の制度見直しの背景にあるとみられる。
同社は、昨年10月に導入した成果連動株式報酬(PSU)制度を通じて、責任経営の方針は維持する構えだ。PSUは、3年後の株価上昇率が20%未満であれば株式を支給せず、100%以上上昇した場合は2倍を支給する仕組み。株価パフォーマンスと報酬を直接連動させることで、長期的な成果の創出を促す狙いがある。
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