写真=DS Danseok

DS Danseokは1月12日、米ナスダック上場のNano Nuclear Energy(NNE)と、MMR(超小型原子炉)の韓国導入に向けた覚書(MOU)を締結したと発表した。MMR技術の開発・商用化を見据え、韓国での導入と事業化に向けた協力体制を構築する。

MMRは、大型原子炉に比べて設置しやすく、安全性が高いほか、分散電源として運用できるのが特徴とされる。NNEは可搬型やカスタム型の小型原子炉の開発に注力しており、2024年5月にナスダックへ上場した。

両社は、韓国の産業現場に適用可能なMMRベースの事業モデルの検討を軸に協力する。技術検証、許認可対応、サプライチェーン連携など、事業化に向けた体制づくりを進める。

あわせて、韓国の制度環境の変化に応じて、MMRの段階的な導入可能性も検討する方針だ。

DS Danseokは事業推進を担い、「One factory One MMR」のビジョンを具体化する。工場ごとにMMR1基を導入する構想だという。

同社は今回の協業について、MMRの基盤技術を持つ海外企業と韓国のエネルギー企業による初の協業事例だと強調した。

NNEのCEOであるジェームズは「DS Danseokは韓国の産業現場への理解が深く、エネルギー事業の遂行力も備えた企業だ」と述べた。その上で、「MMR技術の韓国適用を共に検討し、最適化した事業モデルを形にすることで、意味のある成功事例をつくりたい」と語った。

DS Danseokのハン・スンウク会長は「次世代原子炉分野で独自技術を持つNano Nuclear Energyとの今回の協業は、カーボンニュートラル実現に向けた重要な転換点になる」とコメントした。

さらに「昨年は韓国水力原子力の中央研究院、韓国エネルギー工科大学と協力体制を構築した。これにグローバルな原子力発電技術を組み合わせ、MMRを基盤とする脱炭素型のエネルギー基盤を段階的に拡大していく」と述べた。

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