写真=左から、NVIDIA上席副社長のジェイ・プリ氏、韓国科学技術情報通信部のリュ・ジェミョン第2次官

韓国科学技術情報通信部は1月11日、リュ・ジェミョン第2次官が9日(現地時間)に米カリフォルニア州でNVIDIAとOpenAIの本社を訪問し、AI分野の協力案件の進捗を確認したと発表した。2025年10月にイ・ジェミョン大統領がNVIDIAのジェンスン・フアンCEO、OpenAIのサム・アルトマンCEOと会談した後に動き始めた協力を具体化する狙いがある。

リュ第2次官はサンタクララのNVIDIA本社で、ジェイ・プリ上席副社長と会談した。韓国科学技術情報通信部によるGPU導入計画の進捗を確認したほか、AIインフラへの公共投資を通じて民間投資を呼び込む方策について協議した。

また、NVIDIAのR&Dセンターを韓国に早期に設置する必要性についても認識を共有した。

両者はAIスタートアップ支援プログラムの連携についても議論した。韓国科学技術情報通信部が進める「K-デジタル・グランド・チャンピオンシップ」と、NVIDIAの「Inception Startup Grand Challenge」を紹介し、両プログラムの連携による相乗効果の創出策を検討した。

リュ第2次官は続いて、サンフランシスコのOpenAI本社でクリス・リヘイン最高グローバル渉外責任者と面談した。韓国科学技術情報通信部とOpenAIは、2025年10月1日のMOU締結後の後続措置としてワーキンググループを立ち上げ、協力分野を広げている。

会談では、AIの安全性と信頼性を巡る課題について意見を交わし、関連分野でさまざまな機関との協力を拡大する方向性を協議した。

あわせて、国政ビジョン「みんなのAI」の実現に向けたAI教育・訓練プログラムも議題に上った。AI人材の育成策を共同で点検し、ワーキンググループを通じて韓国内のAIデータセンター構築などを巡り継続協議することで一致した。

リュ第2次官はこのほか、在米の韓国系ベンチャー投資家やスタートアップが設立した非営利団体UKF(United Korean Founder)主催の定期交流イベントにも出席した。UKFは2024年10月にイ・ギハ氏とチョン・セジュ氏の共同代表が設立した団体で、会員数は約1500人としている。

イベントでは「韓国のAI政策とビジョン」をテーマに講演し、UKF共同代表のほか、現地の主要な韓国系VCやスタートアップ関係者らと、米国のAI投資動向や韓国のAIスタートアップによる北米進出の支援策について意見を交わした。

リュ第2次官は「OpenAI、NVIDIA、海外在住の韓国系VCやスタートアップとの協力は、グローバルなAIエコシステムとの連携を通じて韓国のAI競争力を底上げする好機になり得る」と述べた。その上で、「開放的で持続可能なグローバルAI協力体制を構築し、『AI三大強国』への飛躍を後押しする」と強調した。

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