画像=Hugging Face。A.X K1のダウンロード数は8764件(11日(11日時点))

SK Telecomは11日、超大規模AIモデル「A.X K1」の技術報告書を7日に公開して以降、4日間のダウンロード数が約8800件に達したと発表した。Hugging Faceでの配布実績や公開方式を背景に、国内外で関心が広がっている。

同社によると、関心を集める背景には拡張性の高さがある。LinkedInやFacebookなどのSNSでは、Apache 2.0ライセンスで公開され、自由に利用・配布できる点が強みとして取り上げられているという。

A.X K1は約4カ月をかけて開発した519B規模のモデル。主要ベンチマークでは、DeepSeek V3.1など世界の主要AIモデルと同等、またはそれを上回る性能を示したとしている。

Hugging Faceの創業者兼CEOであるクレム・ドゥラング氏は8日、自身のLinkedInで、A.X K1を含む韓国の3モデルがHugging Faceの人気モデルに選ばれたと明らかにした。ドゥラング氏は「AI分野では米国と中国が語られることが多いが、オープンソースによって、あらゆる国が開発者になれるし、そうあるべきだ」と投稿した。

NVIDIAもLinkedInでこの投稿を再共有し、韓国企業の成果に賛意を示した。米非営利のAI研究機関Epoch AIも、2025年12月29日から31日にかけて公表した「注目すべきAIモデル」に、韓国の独自AIファウンデーションモデル・プロジェクトに参加する5モデルを掲載した。

Epoch AIは、AIモデルの演算能力やデータ動向を追跡し、学習データ量や計算効率、技術革新性などを基準に世界のAIモデルを選定している。FortyTwoMaruのイ・スンヒョン副社長は8日、自身のFacebookで「A.X K1モデルはフロムスクラッチ以上の価値を示した」と評価した。自身が提案したソブリンAI判定システムにA.X K1を適用した結果、技術主権を達成した段階に当たると説明している。

SK Telecomの専門チームは2026年から、A.X K1にマルチモーダル機能を順次追加し、パラメーター数を兆単位へ拡張する後続開発を進める計画だ。

同社関係者は「A.X K1を国家AIエコシステムを支えるデジタル社会資本として活用できるようにする方針だ」とした上で、「A.X K1を基盤とする多様な小型・特化モデルが、その知識をもとに成長できるよう継続的に支援していく」と述べた。

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