米国の現物ビットコインETFから、2026年最初の1週間で6億8100万ドル(約1022億円)が流出した。コインテレグラフが10日(現地時間)に報じた。FRBの金利政策を巡る不透明感に加え、地政学リスクの高まりも重なり、投資家のリスク回避姿勢が強まったとみられる。
週内では一時資金流入の場面もあった。1月2日には4億7110万ドル(約706億円)、1月5日には6億9720万ドル(約1046億円)が流入したが、その後は売りが優勢となり、大幅な流出に転じた。
特に1月6日には、1日で4億8600万ドル(約729億円)が流出し、資金流出傾向が鮮明になった。
現物イーサリアムETFも同様の動きとなり、週間で6860万ドル(約1030億円)の流出を記録した。
クロノス・リサーチの最高投資責任者(CIO)、ビセンテ・リウ氏は、「第1四半期の利下げの可能性が低下し、地政学リスクが拡大する中で、投資家は慎重姿勢を強めている」と分析した。
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