Amazonが米シカゴ郊外で、大型実店舗の建設を計画している。出店先はオーランドパークで、店舗面積は約22万9000平方フィート。CNBCが9日(現地時間)、Walmart Supercenterの標準的な店舗規模を上回ると報じた。
新店舗では食料品や生活必需品、一般商品を扱う。施設内には物流・配送用スペースも一部設ける計画だ。市当局はすでに建設計画を承認しており、19日に最終採決が行われる予定となっている。
Amazonは2017年にWhole Foodsを137億ドル(約2兆550億円)で買収して以降、実店舗戦略を模索してきた。書店、ショッピングモール内のキオスク、衣料品店、コンビニエンスストア、自社スーパーなど複数の業態を展開してきたが、一部事業は閉鎖や拡大停止に追い込まれた。今回のシカゴ近郊での出店計画は、そうした実店舗戦略の新たな取り組みとみられる。
出店予定地は、2024年に閉店したレストラン「PITTY'S II」の跡地。周辺にはTarget、Costco、Trader Joe'sなど大手チェーンが集積している。地元メディアによると、一部住民は交通渋滞の悪化を懸念し、Amazonの計画に反発しているという。
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