イーサリアム基盤の検証・演算プロトコル「Truebit」でセキュリティ侵害が発生し、約8535ETH(約2660万ドル、約39億9000万円)相当の資産が流出した可能性がある。The Blockが9日(現地時間)に報じた。
TruebitはX(旧Twitter)への投稿で、「第三者によるセキュリティ侵害を把握しており、現在は法執行機関と連携して対応している」と説明した。
同社は被害額の詳細を公表していない。一方、オンチェーン分析プラットフォームのLookonchainは、流出額が約8535ETHに上ると指摘した。
独立研究者のウェイリン・リーは、原因について、5年前に導入されたスマートコントラクトのミント関数における価格設定エラーとの見方を示した。この脆弱性を突かれ、攻撃者はTruebitのネイティブトークン「TRU」を極端に低い価格で大量取得できたという。
The Blockによると、今回の事案には2人の攻撃者が関与した可能性がある。このうち1人は約2600万ドル(約39億9000万円)、もう1人は約25万ドル(約3750万円)を取得したとされる。
事案発覚後、TRU価格は0.16ドルから0.00007721ドルへ急落し、99.9%下落した。
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