暗号資産取引所Bitgetが、伝統金融資産を扱うTradFi取引の拡大を加速している。1月5日に提供を始めた同サービスは、開始から4日で日次取引高が20億ドル(約3000億円)を超えた。The Blockが1月9日(現地時間)に報じた。
BitgetのTradFiサービスでは、金(XAUUSD)や主要通貨ペア(GBPUSD)、原油、NASDAQなどの指数といった伝統金融資産を、単一のアプリ上で売買できる。
取引はドル連動型ステーブルコインのUSDTで清算でき、法定通貨に換金せずにポジションを管理できるのが特徴だ。最大500倍のレバレッジに加え、低スリッページや迅速な約定など、暗号資産取引に近い取引環境も備える。
同社はこの取り組みを「UEX(Universal Exchange)」戦略の一環と位置付ける。暗号資産と伝統金融資産を単一のエコシステムに載せ、マクロ環境の変化にリアルタイムで反応しながら同時に取引できる仕組みだとしている。
Bitgetは、金取引を起点に新規ユーザーの獲得を狙う。Bitcoinのような値動きの大きい資産に慣れた利用者にとって、金は値動きが比較的緩やかな一方、世界のニュースへの反応が明確で、マクロ取引の入り口として適していると説明した。
今後は、トークン化株式やオンチェーン資産まで含めた統合型取引所への発展も視野に入れる。
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