画像=Zcash(ZEC)

Zcashの開発者活動が2021年以降で最低水準に落ち込み、プライバシー重視の暗号資産ZECの価格も直近2カ月で約40%下落した。Cointelegraphが9日(現地時間)に報じた。

データ分析会社Santimentによると、開発活動の鈍化に加え、ガバナンスを巡る対立や価格下落が重なり、ZECは弱含みの展開が続いている。Santimentは、開発が活発なアルトコインは市場での存在感を維持しやすい一方、活動が停滞すればイノベーション不足から競争力の低下につながると分析した。

Zcashのエコシステムでは現在、Electric Coin Company(ECC)と、プロトコルを支援する非営利組織Bootstrapの対立が続いている。ECCは最近、Bootstrapから離れ、新会社を設立すると発表した。これに対しBootstrapは、内部の理事会でZcashウォレット「Zashi」の民間移管案を協議していた事実を認め、対立が一段と表面化した。

ECCは、数週間以内に新たなウォレット「cashZ」を公開する計画だ。一方、Zcash財団はオープンソースに基づく構造的な安定性を強調し、「特定組織の変化がブロックチェーンの完全性を損なうことはない」との立場を示した。ただ、市場の下支えには至っていないようだ。

ZECは先週だけで14%下落し、433ドル(約6万4950円)まで値を下げた。一方でCointelegraphによると、大口投資家はガバナンス対立が続く中でも、11億7000万ドル(約1755億円)相当のZECを買い増したという。

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