英金融大手Barclaysが、米ステーブルコイン決済インフラのスタートアップUbyxに出資した。The Blockが7日(現地時間)に報じた。Barclaysは独自のステーブルコイン発行ではなく、インフラ整備とコンソーシアム参加を通じて、規制対応を前提とした「トークン化通貨」の開発を視野に入れている。出資額と評価額は明らかにしていない。
今回の出資は、英国の銀行によるステーブルコイン技術への直接投資としては初の事例とみられる。Barclaysは自社発行よりも、周辺インフラの構築に軸足を置く戦略を選んだ格好だ。
The Blockによると、Barclaysはデジタル通貨戦略の一環としてUbyxと連携し、規制に準拠したトークン化通貨の開発を進める計画だ。
Ubyxは2025年設立。複数のステーブルコイン発行体をまたぐ取引を処理する清算インフラを手がける。2025年7月にはGalaxy Ventures主導のシードラウンドで1000万ドル(約15億円)を調達し、Coinbase Ventures、Founders Fund、VanEckも参加した。
また、米商品先物取引委員会(CFTC)の元委員であるブライアン・クインテンツ氏が、最近になってUbyxのアドバイザリーボードに加わった。
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