写真=SDT

QAIは1月8日、SDTとハイブリッド量子コンピューティングシステムの構築に関する契約を結び、20量子ビットの超伝導量子コンピュータ「KREO SC-20」を導入したと発表した。2026年1~3月期に商用サービスを開始する予定だ。

QAIは、イム・セマン氏が代表を務める量子AI企業。DCPと連携し、ソウル市江南区清潭洞のAIデータセンターに同システムを構築する。商用のハイブリッド量子コンピューティングサービスを同四半期から提供する方針だ。

新システムは、既存のCPUやGPUに量子処理装置(QPU)を組み合わせるハイブリッド方式を採用する。最適化やシミュレーションなど、特定の演算処理で効率向上を図る。

今後は、国産NPU(ニューラルネットワーク処理装置)も組み合わせ、CPU、GPU、NPU、QPUを統合したハイブリッドモデルの構築も目指す。高消費電力・高コストになりやすい従来型データセンターの限界を克服し、韓国主導の「ソブリンAI」基盤の整備につなげる考えだ。

導入するシステムには、ハードウェアからソフトウェア、クラウドプラットフォームまで、SDTのフルスタック技術を採用する。

SDTのユン・ジウォン代表は、量子コンピューティングの拡張には高い技術力に加え、これを支えるインフラパートナーが欠かせないと説明。大規模GPUクラスターやAIスーパーコンピューティング分野で強みを持つQAIとの提携は意義が大きいと述べた。

その上で、今回の契約は国内の量子インフラ生態系の拡充に向けた転換点になるとの見方を示した。両社は今後、量子・AIのハイブリッド技術を軸に海外市場の開拓と事業拡大を進める方針だ。

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