SegwayはCES 2026で、新型eバイク2車種と電動ダートバイクを公開した。通勤やレジャー向けの「Myon」、カーゴ用途も意識した「Muxi」、オフロード向けの「Xaber 300」を投入し、軽量電動パワースポーツを今後の中核領域に位置付ける方針を鮮明にした。
電動モビリティ専門メディアのElectrekが現地時間7日に報じた。MyonとMuxiは、既存の「Xyber」「Xafari」に続く新モデルで、Xaber 300はSegwayのオフロード市場参入を象徴する製品とみられる。
Myonは、通勤とレジャー利用を想定した最新のeバイクだ。クラス1、2、3を用意し、価格は1999ドル。500Wモーターを搭載し、最大85Nmのピークトルクを発生する。航続距離は1回の充電で最大80マイル(約129km)としている。
同社によると、Myonには「TurboTuned」システムと「Algorithm 2.0」を採用した。トルク、ケイデンス、モーションセンサーのデータをリアルタイムで解析し、自然なペダリング感覚を実現するという。
独自の電子変速システムも備え、ハンドルバーのボタンで操作できる。専用アプリから詳細設定が可能なほか、カラーディスプレイはナビゲーションに対応する。着脱式のトップチューブアクセサリーも用意し、フレーム剛性を調整できるとしている。
Muxiは、クルーザースタイルとカーゴバイクの実用性を組み合わせたモデル。クラス1または2を展開し、価格は1699ドルとした。シングルスピードの駆動系とダイレクトドライブモーターで構造を簡素化しながら、坂道アシスト、回生ブレーキ、トラクションコントロールなどの電子機能を搭載する。
オプションの乗員キットを装着すれば、最大120ポンド(約54kg)までの同乗者を乗せられる。各種アクセサリーにも対応し、都市部での使い勝手を意識した設計としている。
MyonとMuxiには共通して「Segway Intelligent Ride System」を搭載した。ロック解除機能、Appleの「Find My」連携、GPS追跡、動体検知アラート、盗難モードに対応するほか、6つのシステムに対するOTAアップデート、2.4インチTFTディスプレイ、インテリジェント照明、AppleおよびAndroidとのヘルスデータ連携もサポートする。
一部の高度な機能は1年後に有料サブスクリプションへ移行する予定だが、基本機能でも日常利用には十分とみられている。
一方、Xaber 300は電動ダートバイクで、ダカールラリーのX1000プロトタイプから着想を得たという。価格は5299ドルで、2026年春から夏にかけて発売する予定だ。150cc、200cc、300cc級のガソリン車に相当するとする3つの出力モードを備え、仮想電子クラッチと地形最適化トラクションコントロールに対応する。
アプリでは最大ウイリー角の調整が可能で、ジャイロセンサーを用いた安定制御も採用した。加えて、ペアレンタルコントロール、ジオフェンシング、速度制限も備え、家族での利用も視野に入れた設計としている。