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XRPを1万枚超保有するウォレットは約32万9000件で、全体の4.39%にとどまることが分かった。XRPはローンチから13年を経て時価総額上位5位圏を維持しているが、保有構造の裾野はなお限定的で、ビットコイン(BTC)と比べても投資家層の広がりには差があるとの見方が出ている。

ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicは1月7日(現地時間)、暗号資産市場アナリストのCryptobilbuwooが公開したデータを基に、XRPの保有ウォレット分布を報じた。

それによると、1万枚以上のXRPを保有するウォレットは32万9176件。XRPの総ウォレット数748万8982件の4.39%に当たる。オンチェーン上では1人の投資家が複数のウォレットを使い分けるケースも多く、実際に1万枚以上を保有する投資家数は、これより少ない可能性がある。

保有量が大きい層ほど希少性は一段と高い。100万枚以上を保有する「クジラ」ウォレットは1980件で、全体の0.026%だった。さらに、1000万枚以上を保有する「スーパークジラ」は世界で508件にとどまった。記事では、1000万枚は約2400万ドルに相当するとしている。

BTCと比べると差はより鮮明だ。BTCを0.1枚以上保有するウォレットは約445万6000件、1枚以上でも97万5675件に達する。足元のレート換算で1万XRPが約0.25BTCと同程度の価値になる点を踏まえると、XRPはBTCに比べて保有層の広がりが限定的とみることもできる。

こうしたデータの受け止めは市場でも分かれている。一部では、個人投資家の保有が減る一方でクジラの買い集めが続いている兆候だとして、XRP市場はいまだ初期段階にあるとの見方も出ている。

XRPは過去13年間で3万8000%超上昇したとされる。ただ、そうした実績が今後の高い投資収益率を保証するわけではない。後発の投資家にとっては参入余地を示すデータと受け止められる半面、過度な期待には注意が必要だ。

今後の焦点は、市場の裾野がどこまで広がるかにある。現在のように一部の大口保有者が存在感を持つ構造から、個人投資家の裾野拡大と流動性の向上につながるかどうかが、XRP相場の先行きを左右する要因になりそうだ。

なお、紹介元の記事では、SNS上で「1万XRP超を保有するアカウントは本当に33万件しかない。複数アカウントの保有を考えれば、実数はさらに少ないはずだ」とする投稿も取り上げている。

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