42dotは1月8日、ソフトウェア定義車両(SDV)エコシステムの強化に向け、独自動車工業会(VDA)と連携してEclipse Foundationに参画すると発表した。
Eclipse Foundationは、自動車向けオープンソースソフトウェアを推進する世界有数の財団だ。昨年6月には、11社でワーキンググループ「Eclipse SDV」が発足した。
42dotはVDAと覚書(MOU)を締結した。今回の取り組みには、自動車業界のグローバル企業32社が参加する。完成車メーカーのほか、部品・ソフトウェアサプライヤー、半導体企業、クラウド企業などが名を連ねる。
42dotは、Eclipse SDVへの参画を通じて、自社が開発を進めるSDVフルスタックプラットフォームとソフトウェア技術を、グローバルなオープンソースエコシステムと連携させる考えだ。参画を足がかりに、安全性の高い車載ソフトウェアの設計と、信頼性のあるソフトウェア基盤の整備につなげる。
プロジェクトは、Eclipse Foundation傘下のワーキンググループ「Eclipse SDV」が進めるオープンソースのオートモーティブグレード・ソフトウェアスタック「Eclipse S-CORE」を中核に推進する。42dotによると、参加企業は差別化しにくい共通ソフトウェア領域で、開発・統合・保守にかかる時間とコストを最大40%削減できるという。
また、車載ソフトウェアの共通コンポーネント活用により、市場投入までの期間を最大30%短縮できると見込む。開発効率を高めることで、コア技術の開発に資源を集中できるとしている。
42dotの暫定代表、チェ・ジニ氏は「安全性が中核となる車載ソフトウェア分野では、オープンな協業が真のSDV実現に不可欠だ」とコメント。「ソフトウェア、データ、モビリティプラットフォーム全般にわたる42dotのEnd to Endの知見を生かし、完成車メーカーが信頼できる統合ソフトウェア基盤の構築に貢献したい」と述べた。