写真=Mobileye

Mobileyeが、AIヒューマノイドロボットを開発するMentee Roboticsを9億ドル規模で買収すると、SiliconANGLEが6日(現地時間)に報じた。自動車向け半導体で知られるMobileyeは、今回の買収を通じてフィジカルAI分野へ事業領域を広げる狙いとみられる。

Mentee Roboticsは2022年にイスラエルで設立されたスタートアップだ。共同創業者には、Mobileye創業者のアムノン・シャシュア氏、Mentee RoboticsのCEOでFacebookのAIリサーチディレクターを務めたリオ・ウルフ氏、機械学習研究者のシャイ・シャレブ・シュワルツ氏が名を連ねる。

同社は、倉庫や家庭など実環境で稼働する汎用ヒューマノイドロボットの開発を進めている。現在はヒューマノイドロボットシリーズ「MenteeBot」を開発中で、既存の産業用ロボットでは対応しにくい物流ハブやサービス分野での展開を見込む。

Mobileyeは買収を通じてフィジカルAI分野に本格参入し、文脈理解や意図推定、人との自然な相互作用、経済性を備えたAIシステムの開発を進める方針だ。Mentee Roboticsは2026年に初の顧客向け実証を行い、2028年の商用化を目指している。

アムノン・シャシュアCEOは「今回の買収は、ロボティクスと自動車AIにとって新たな段階の幕開けであり、Mobileye 3.0時代の始まりを告げる重要な節目だ」と述べた。

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