国家AIコンピューティングセンターの予定地を視察するSamsung SDSコンソーシアム関係者。写真=Samsung SDS

Samsung SDSコンソーシアムは1月7日、国家AIコンピューティングセンターの予定地に選ばれた全羅南道海男郡を訪れ、建設候補地を視察した。公募参加後、初の公式対外日程となる。特別目的会社(SPC)設立に向けた準備の一環として、地盤調査の進捗や電力・通信など周辺インフラの状況を確認した。

国家AIコンピューティングセンターは、官民出資や政策金融融資を含め、総事業費2兆ウォン超を投じる大型事業だ。超大規模AIモデルの開発や大規模データ処理に必要な高性能演算資源(GPUなど)を、企業や大学、研究機関に提供する。

政府は同センターを、AI高速道路の構築を支える中核インフラと位置付けている。2028年までに先端GPUを1万5000基以上確保し、その後も2030年まで継続的に拡充する計画だ。

Samsung SDSコンソーシアムは昨年10月、国家AIコンピューティングセンター構築事業に単独で参加した。その後は、SPC設立に向けたタスクフォースを立ち上げ、SPC組成のほか、データセンター設計や許認可対応、事業モデル策定などの準備を進めてきた。

今回の視察には、Samsung SDS、Naver Cloud、全羅南道などコンソーシアム参加者の関係者約30人が参加した。一行は、用地に選定された「Solaseado」を訪れ、データセンター建設予定地を確認。地盤調査の進捗結果に加え、電力や通信など周辺インフラの条件も点検した。

同事業は昨年11月に技術・政策評価を通過しており、現在は金融審査の段階にある。Samsung SDSコンソーシアムは、金融審査と優先交渉権者の選定が早期に完了すれば、実施協約の締結を経てSPC設立手続きに入る方針だ。

コンソーシアム関係者は、「今回の現地視察は、国家AIコンピューティングセンターを迅速かつ円滑に構築するという意思を改めて確認するとともに、事業推進に先立って現場条件をあらかじめ点検するためのものだ」と説明した。そのうえで、「国家AIコンピューティングセンターが韓国のAI研究と産業エコシステムのグローバル展開を支える基盤となるよう、参加各社の力を結集し、事業を着実に進めていく」と述べた。

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