GIA Techは1月7日、二次電池向けポンプシステムのLG Energy Solutionへの供給を開始したと発表した。
同社は、スロットダイの基盤技術を活用してポンプシステムの高度化を進めてきた。Samsung SDIに続き、LG Energy Solutionへの供給も始まり、顧客基盤の拡大につなげた。脈動の抑制や異物管理の面で、LG Energy Solutionの品質基準を満たしたとしている。
ポンプシステムは、電池の発火防止に関わる絶縁コーティング工程で使う装置だ。高粘度の絶縁液をスロットダイまで脈動なく定量供給する役割を担う。
GIA Techは、スラリーの沈殿を防ぐ流体制御技術など、スロットダイ設計で培ったノウハウをポンプエンジニアリングに反映した。これにより、流量制御の精度を高めるとともに、気泡除去性能を強化したソリューションを開発したという。
同社によると、現在はグローバル顧客と技術検証や仕様協議を進めている。新規ラインの設置需要に加え、老朽化設備の改造市場への参入も狙う。
2026年は北米市場に参入し、2027年にはハンガリーなど欧州の生産拠点へ展開を広げる計画だ。
イ・インヨン会長は「独自の超精密流体制御技術を基盤に、システム装置分野でも国産化の比率を高めていく」とコメントした。さらに「積極的な営業活動を通じて、グローバル二次電池装置市場で確かな足場を築けるよう、全社の力を結集する」と述べた。
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