CES 2026に出展したLG NOVAのブース 写真=LG Electronics

LG Electronicsの北米イノベーションセンターLG NOVAは1月7日、米ラスベガスで開催されたCES 2026のEureka Parkにブースを設け、スタートアップ11社と共同出展したと発表した。AIを軸に、技術実証にとどまらない新規事業の創出を訴求した。

共同出展したのは、AI、ヘルステック、クリーンテックなどの成長分野に取り組む11社。シリコンバレーを拠点とするLG NOVAは2020年末に設立され、スタートアップとの協業を通じてLG Electronicsの新たな事業モデルを発掘する組織として運営されている。

今回の展示テーマは「Leading with AI-First Innovation」。LG NOVAは、単なる技術デモではなく、市場の課題解決や独立事業としての拡大につながる「AIファースト」ビジネスの創出に注力していると説明した。

会場では、LG NOVAがインキュベーションを手掛け、スピンアウトした企業も紹介した。このうち「OnVibe」は、LG NOVAが発掘したAIファースト事業候補で、独立企業化を予定している。コンテンツクリエイターや中堅・中小企業向けに、インテリジェントなSNSマーケティングプラットフォームを提供する。

LG NOVAは2024年にヘルスケア分野の「Primefocus Health」をスピンアウトした。2025年には、AIベースのエネルギー管理ソリューションを開発する「PADO AI Orchestration Inc.(PADO AI)」と、AIベースの診断技術で利用者のメンタルヘルスをモニタリングするプラットフォーム「Relief AI」も独立企業として立ち上げた。

LG NOVAは、ヘルステック、クリーンテック、AIなどの成長分野でグローバルスタートアップとの協業を進めている。有望なスタートアップを発掘し、スピンアウトを通じて新規事業モデルを生み出し、最終的には「NOVACorn(LG NOVA発のユニコーン企業)」へ育成することを目標に掲げる。

Lee Seok LG Electronics北米イノベーションセンター長(副社長)は「今回の展示を通じて、グローバルスタートアップとともに、ヘルスケアやエネルギーなど幅広い分野でAIを活用し、顧客の暮らしを変える新たな機会を創出するLG NOVAのビジョンを示したい」とコメントした。

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