Daedong Groupのキム・ジュンシク会長。写真=Daedong

Daedong Groupは、2026年をAI・ロボティクス企業への転換元年と位置付け、全社的なAX(AI Transformation)と収益成長の強化に乗り出す。キム・ジュンシク会長は7日、社員向けの新年あいさつでこうした方針を示した。

キム会長は、2025年について売上高と営業利益がそろって伸びた1年だったと評価した。米中の技術覇権争いや関税競争など厳しい対外環境が続く中でも、グループの競争力を改めて確認できたとした。主な成果として、国内で114万坪規模の精密農業の実証に着手したことに加え、北米と欧州市場でシェアを拡大した点を挙げた。

Daedong Groupは2020年に「未来農業リーディング企業」のビジョンを掲げて以降、3年単位で段階的な改革を進めてきた。2020年から2022年までは変革の基盤づくりとデジタルトランスフォーメーション(DT)に注力し、2023年以降は未来事業を軸とする事業転換と、AI・ロボティクスなど中核技術の育成を進めてきたという。

2026年からは、これまで蓄積してきた基盤をもとに、事業全般でAI・ロボティクスへの転換を本格化する。キム会長は、この転換を単なる宣言に終わらせず、農業現場やフィールド業務で顧客の生産性と収益性を高める実質的な変化につなげるべきだと強調した。

2026年の重点課題としては、AI・ロボティクスを軸とした製品革新、全社的なAXの推進、収益成長の具体化の3点を示した。AI精密農業、ロボティクス、スマートファーミングといった未来の中核技術を、グループ全体の製品・サービスに一貫して適用し、売上高や営業利益の拡大につなげる考えだ。

全社レベルのAXも本格的に進める。BI(Business Innovation)、PI(Process Innovation)、WI(Work Innovation)を軸とする枠組みのもと、個人向けAIエージェントの活用を全社に広げ、業務生産性の向上を図る。あわせて、運営プロセス全般へのAI適用も強化する。

キム会長は「組織の変化は宣言ではなく実行によって生まれる」と述べたうえで、「AIとロボティクスの技術革新が加速する時代だからこそ、『行勝於言』の姿勢で、それぞれの持ち場でより大胆に実行してほしい」と呼びかけた。さらに「2026年のAI・ロボティクス大転換は、Daedong Groupの100年の大計を照らす灯台になる」とし、「社員が力を合わせれば、Daedong Groupは80周年、100周年に向けて揺るぎなく前進できる」と語った。

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