Ethereumネットワークで、検証者の出金待機列が7月以来初めてほぼゼロまで縮小した。Cointelegraphが6日(現地時間)に報じた。
検証者の出金待機列は、ネットワークの安定性を保つため、検証者の離脱ペースを調整する仕組み。待機列がほぼ解消された状態は、大規模な離脱圧力が和らぎ、新たな出金要求を即時に処理しやすくなっていることを意味する。市場では、ネットワーク安定性の面で前向きな兆候と受け止められている。
ビーコンチェーンのデータによると、現在の出金待機量は32ETH、待機時間は約1分。9月中旬の267万ETHから99.9%減少した。一方、ステーキング参加の待機列は130万ETHに増え、11月中旬以降で最高水準となった。
Asymmetricsの最高技術責任者(CTO)、ロスティック氏は「ETHの出金待機列は事実上空になっている」とした上で、「ステーキングされているETHを売ろうとする動きは見られない」と分析した。
BitMineやETF経由のステーキング流入が増えるなか、取引所上のETH残高は10年ぶりの低水準を記録した。Alpha Ledgerの創業者テビス氏は、売り圧力は低下しており、参加待機列が出金待機列を大きく上回っているとの見方を示した。
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