NVIDIAのジェンスン・フアンCEO(写真=Shutterstock)

NVIDIAは5日(現地時間)、米ラスベガスで開催されたIT見本市「CES 2026」で、次世代AIチップ「Vera Rubin(ベラ・ルービン)」を発表した。消費電力を抑えながら演算性能を高めたのが特徴で、主力GPU「Blackwell」と比べて4分の1のリソースでAIモデルを学習できるという。

発表したのは、同社のジェンスン・フアンCEO。Vera Rubinは3年かけて開発した新型チップで、AI処理をより高速かつ低コストでこなすことに重点を置いた。

フアンCEOによると、チャットボットなどのAI製品に必要な情報を提供するコストは、従来の10分の1に抑えられるという。

配線を簡素化した設計も特徴の一つだ。データセンターへの導入を迅速に進めやすく、設置期間の短縮にもつながるとしている。

米New York Timesによると、Vera Rubinは2026年下半期にMicrosoftやAmazonを含む顧客向けに出荷される見通しだ。フアンCEOは2025年3月のカンファレンスでも、Vera Rubinに初めて言及していた。

フアンCEOはCES 2026で、自動運転車関連の取り組みにも触れた。今年、メルセデス・ベンツは、Teslaのオートパイロットに対抗する位置付けのNVIDIA製自動運転技術を搭載した車両の出荷を始める計画だという。

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