韓国科学技術情報通信部は1月5日、イ・ジェミョン大統領の国賓訪中に合わせ、科学技術とデジタル分野で中国との協力強化に向けた枠組みを整えたと発表した。中国の科学技術部および工業情報化部とそれぞれ覚書を交わし、共同研究や研究者交流、デジタル包摂などの協力を進める。
同部は同日、中国の科学技術部と「地球規模課題への対応に向けた科学技術イノベーション協力に関する覚書」を締結した。両国は、気候変動や持続可能な発展といった課題への対応に向け、共同研究と研究者交流を推進する。
また、中国の工業情報化部とは「デジタル技術協力に関する覚書」を締結した。経済成長と国民生活の回復への貢献を目的に、デジタル包摂を含むデジタル技術分野全般で協力を広げる。
韓国科学技術情報通信部は今後、省庁間の協議体を通じて、両国の経済成長と国民生活の回復につながる具体的な成果の創出を目指す方針だ。
ペ・ギョンフン副首相兼科学技術情報通信部長官は同日、在中国韓国人科学技術者協会の関係者との昼食懇談会にも出席した。会合では、中国の科学技術の発展と人材育成政策の動向が共有され、同協会の発足10周年を祝うとともに、韓中の科学技術協力の方向性について意見を交わした。
同協会は懇談会で、中国の主要大学での学生指導の経験を踏まえ、中国の急速な技術発展を支えた政策的背景を紹介した。韓国科学技術情報通信部は、会合で得られた内容を今後の韓中間の科学技術協力案件の発掘に活用する考えだ。
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