LG Displayは1月5日、米ラスベガスで6〜9日に開かれる「CES 2026」に出展し、大型OLEDと車載ディスプレイの新製品を披露すると発表した。目玉は、最大輝度4500ニト、反射率0.3%を実現した新型OLEDテレビパネルだ。
展示テーマは「Display for AI, Technology for All」。会場はConrad Las Vegasとラスベガス・コンベンションセンター(LVCC)西ホールの2カ所に設ける。
Conrad Las Vegasでは、「Primary RGB Tandem 2.0」技術を採用したOLEDテレビパネルを初公開する。光の三原色をそれぞれ独立した層で発光させる構造に、改良したピクセル設計とアルゴリズムを組み合わせることで、発光効率を高めたとしている。
新パネルの最大輝度は4500ニト。外光を吸収・分散して映り込みを抑える技術により、反射率0.3%も実現した。2026年からはPrimary RGB Tandem 2.0をゲーミングOLEDパネルの全ラインアップに展開し、最大輝度1500ニトの製品を投入する計画だ。
ゲーミングOLEDでは、27型でリフレッシュレート720Hzの製品を含む新モデルも公開する。5K2K解像度のゲーミングOLEDパネルも展示する。
LVCC西ホールでは、車載ディスプレイ製品を展示する。車載P2P(Pillar to Pillar)は、運転席から助手席までをつなぐ51インチの超大型画面を単一パネルで実現した製品。OLEDを適用したP2Pの公開は今回が初めてとなる。
同社は、車載P2Pについて、OLEDに加え、LTPS(低温多結晶シリコン)LCDやOxide TFT LCDでも量産可能な体制を備えている点をアピールした。
車載スライダブルOLEDのコンセプトも初披露する。P-OLEDを採用し、画面の一部を曲率30R(半径3cmの円)で巻き取ってダッシュボード内に収納できる。走行中は小型画面でナビゲーションを表示し、自動運転モードや停車時には33インチの大画面に拡張できるという。
このほか、マイクロLEDベースの透明ディスプレイやストレッチャブルディスプレイも展示する。