XRPを巡り、銀市場の規模を取り込めば1枚当たり65〜70ドル、金市場を大幅に上回るシナリオでは5000ドルに達するとの強気な見方が注目を集めている。
ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicは1月3日、XRPが既存の貴金属市場に匹敵、あるいはそれを上回る規模に成長した場合の価格シナリオを取り上げた。金と銀が上昇基調を強める中、XRPにも同様の大幅上昇余地があるとの見方を紹介している。
記事では、XRPアナリストのチャド・ステイングラバーの見解を引用した。同氏は、XRPが貴金属市場を大きく上回る可能性があると主張。過去に銀が150%上昇し、時価総額が4兆4000億ドルに達した例も挙げた。あわせて、JPモルガンが2026年までに金は1オンス当たり5000ドル、銀は110ドルまで上昇するとの見通しを示している点にも触れ、こうしたマクロ環境の中でXRPの評価余地は大きいとした。
XRPの流通量は約606億枚で、足元の価格は1.90ドル、時価総額は1150億ドル。一方、銀市場の規模は約4兆1700億ドルとされる。この水準をXRPが取り込むと仮定した場合、1枚当たりの価格は65〜70ドルに達するとの試算を示した。
さらに、金市場を10倍超上回る規模まで評価が拡大する極端なシナリオでは、XRP価格が5000ドルに達するとの見方もある。ただ、これはグローバル金融システムの大幅な転換を前提とするもので、実現性はなお不透明だ。
XRPの支持層は、現在の価格水準はなお過小評価されているとみており、将来的にグローバル金融ネットワークの中核を担う可能性を指摘する。一方で、実際にXRPが金や銀に匹敵する市場規模を獲得できるかどうかを巡っては、なお見方が分かれている。