韓国情報通信技術協会(TTA)は1月4日、2日に盆唐の本社で2026年の業務開始式を開き、AIネイティブ時代を見据えた標準化の推進と、AI信頼性の検証・認証体制の高度化に取り組む方針を明らかにした。
式典では、2025年の主な成果も共有した。ICT標準化事業が国家R&D事業評価で「優秀」等級を獲得したほか、食品医薬品安全処のデジタル医療製品に関する規制支援や、国防部の商用ドローン検証などを通じて、新産業分野へ事業領域を広げたという。
こうした実績を踏まえ、TTAは2026年を、AI信頼性の確保を先導する専門機関への転換を進める年と位置付けた。あわせて、デジタル信頼に関するグローバル基準の確立を目指し、革新成長を加速させる考えを示した。
顧客対応の面では、2025年に顧客利便性の向上と現場の声の反映を目的として、従来の臨時TFを正式組織の「CX革新チーム」に改編した。顧客対応の代表番号を新設したほか、7カ所に分散していたR&D成果検証の受付窓口を統合し、WebサイトのUI/UXも全面刷新した。
その結果、外部専門機関が実施した主要顧客満足度調査では87.2点を獲得し、A等級を取得した。前年の83.7点からは3.5ポイント改善した。今後は、試験申請書類の簡素化に加え、試験・認証の進捗をリアルタイムで確認できる機能の強化、職員向けの顧客満足教育や試験認証の品質教育の拡充を進める。
式典では、業務効率の向上や協会の地位向上に貢献した職員の表彰も行った。AI技術の業務活用を進める「AI-ONプロジェクト」の公募では、「対話型LLMオーケストレーション業務自動化プラットフォーム」を共同提案したムン・ウンジュ主席、チョ・ジヌ主席、キム・ミンジュン先任が大賞を受賞した。
協会最高の栄誉とされる「今年のTTA人(最優秀職員賞)」には、AI-ONプロジェクトの運営とAI教育の活性化に貢献したイ・ギョンジェ次長が選ばれた。チャ・スンイル部長とチェ・ジェヒョク主席は、国家産業の発展への功労により大統領表彰を受けた。
このほか、科学技術情報通信部長官賞をカン・ブミ団長ら9人が、国家情報院長賞をキム・ジェボムチーム長が受賞するなど、国家機関や関係機関による有功者表彰は計46人に上った。
ソン・スンヒョンTTA会長は「未来技術を巡る覇権競争に対応し、AX時代のグローバル・ルールセッターとして、標準化とAI信頼性の検証・認証体制の高度化に全力を尽くす」と述べた。