画像=Olive YoungのKビューティーブランド育成実績をまとめたインフォグラフィック

Olive Youngは4日、2025年に同社のオンライン・オフライン販路で年商100億ウォン(約11億円)を超えた取扱ブランドが116に達したと発表した。訪韓客需要の拡大を背景に、主力ブランドの売り上げが伸びたほか、新興ブランドの台頭も進んだ。

2020年に36だった「年商100億ウォン超ブランド」は、この5年で3倍超に増えた。2025年に年商1000億ウォン(約110億円)を超えたブランドは、Dr.G、d'Alba、Round Lab、Mediheal、CLIO、Torridenの6ブランドで、前年の2倍となった。

このうちMedihealは、マスクパックやトナーパッドなどで製品群を広げ、取扱ブランドとして初めて年商2000億ウォン(約220億円)を突破した。

年商100億ウォン超ブランドには、独自性のある新興ブランドも相次いで加わった。餅を思わせるユニークなテクスチャーのクレンザーで知られるArenciaや、ケーキのレシピに着想を得たWhippedなどがその例だ。

同区分に入った韓国ブランドの平均展開期間は約15年。発売から5年未満のMujigae Mansion、fweeといった新興勢から、Aromatica、Cell Fusion Cなど20年超のブランドまで幅広い。

2025年は外国人売上高が1兆ウォン(約1100億円)を超え、関連ブランドの成長も後押しした。Olive Youngは、外国人比率の高い主要商圏で拠点店舗を整備し、買い物の利便性を高めたことがブランド成長につながったとしている。

美容機器ブランドのmedicube AGE-Rは、韓国式スキンケアへの関心の高まりを追い風に、新たに年商100億ウォン超ブランドに加わった。外国人購入比率が過半を占めるRejuran、So'Naturalも2年連続で名を連ねた。

次世代グローバルブランドの発掘・育成を目的とするインキュベーション事業「K-Super Rookie With Young」でも成果が出ている。2025年8月に選定した25ブランドのうち、Ongredientsが初めて年商100億ウォン超に到達した。Menokin、2aNも年商50億ウォン(約5億5000万円)を突破し、次の有力候補に浮上した。

Olive Youngは、全国の店舗網とオンラインモールを連携させたオムニチャネル戦略でブランド育成を後押ししている。主要観光商圏の店舗は、グローバル向けショールーム兼テストベッドとして運営し、海外需要を見極める場として活用している。

また、中小・中堅企業が成長に専念できるよう、「共生ファンド」を通じて資金調達時の金利負担の軽減も支援している。

同社は2026年上期に、世界最大のビューティー市場とされる米国でオフライン店舗を開設する予定だ。Kビューティー・ウェルネスブランドがグローバルの主流市場で成長するための足場を築く狙いがある。

Olive Youngは「国際競争力を持つ韓国の中小ブランドが、Olive Youngを通じてグローバル大手ブランドへ成長できるよう、引き続き支援していく」とコメントした。

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