XRPの長期保有を巡り、将来的に資産額を正確に把握すること自体が意味を失うほど価値が上昇するとの強気な見方が出ている。価格見通しでは2035〜2040年に80〜200ドルへ上昇する可能性が指摘されており、現物ETFを通じた資金流入が需給を一段と引き締めるとの観測も広がっている。
ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicが先月31日(現地時間)に報じたところによると、暗号資産の専門家ジョン・スクワイヤ氏は、XRPを保有し続けた投資家について「価値の急騰により、自身の資産額を正確に数えることが意味を持たなくなる瞬間が来る」と述べた。XRPの長期的な上昇余地に強い自信を示した発言と受け止められている。
足元のXRP価格は1.85ドル前後。市場では、2035〜2040年に80〜200ドルまで上昇する可能性があるとの見方が出ている。仮に100ドルに達した場合、1000XRPの保有額は10万ドル、1万XRPなら100万ドルを超える計算になる。
暗号資産予測プラットフォームのChangellyも、XRPが150〜200ドルまで上昇する可能性に言及している。一方で、一部には4桁台への上昇を見込む声もあるが、実現には数千%の値上がりに加え、時価総額が60兆ドルを超える水準が必要となるため、現実味に乏しいとの指摘もある。
スクワイヤ氏は具体的な目標価格には触れていない。ただ、その発言はXRPのファンダメンタルズに対する強い確信を示すものとみられている。保有者の間では、短期的な価格変動に振り回されず保有を続ける長期投資志向が強まっているという。
一方、機関投資家の関心も高まっている。Franklin Templeton、Grayscale、Bitwise、Canary CapitalによるXRP現物ETFを巡る動きが広がる中、市場では短期間に12億5000万ドル相当のXRPに買い需要が生じたとの見方が出ている。
市場アナリストの間では、ETF経由の資金流入に加え、企業による確保需要や国際送金におけるXRPの活用が、中長期的に流通量を圧迫するとの見方がある。このため、XRPが想定より早く2桁の価格帯に乗せる可能性もあるとしている。
市場の焦点は、いわゆる「供給ショック」が現実味を帯びるかどうかに移っている。ETFを通じた機関投資家マネーの流入が続き、個人投資家の保有姿勢も崩れなければ、市場で流通するXRPが急減する可能性があるためだ。
需給の引き締まりが本格化する時期は、XRPの価値再評価における重要な分岐点になりそうだ。