LSグループは1月2日、安養のLSタワーで2026年の新年会を開き、今年の経営方針を示した。ク・ジャウン会長は、財務柔軟性の確保、新事業の安定化と市場多角化、AI活用を軸とする業務革新を重点課題に掲げた。今後5年間では、海底ケーブルや電力機器、素材分野に国内7兆ウォン、海外5兆ウォンを投資する方針だ。
新年会には主要子会社の役員らが出席し、昇進役員の紹介や「LS Futurist Awards」の表彰などが行われた。
ク・ジャウン会長は新年のあいさつで、AIを活用してメッセージを作成する過程を会場で披露した。経営キーワードをAIに入力し、内容をまとめていく流れを示したうえで、「付加価値の低い業務はAIで迅速に処理し、高付加価値の創出につながる業務に力を集中しよう」と呼び掛けた。
2026年の経営方針としては、財務柔軟性の確保に加え、新事業の安定化と市場多角化、AIを基盤とした革新を挙げた。投資対象は海底ケーブル、電力機器、素材分野で、投資額は国内7兆ウォン(約7700億円)、海外5兆ウォン(約5500億円)を見込む。
ク・ジャウン会長は「景気の上向き局面で新たな機会を先取りするには、財務柔軟性が必要だ」と述べた。
今年はグループ表彰制度「LS Futurist Awards」を初めて実施した。前年の成果のうち、会社の発展に寄与した個人や組織をたたえる制度で、優秀人材の発掘と構成員の誇りの醸成を狙う。
受賞者には、総額10億ウォン(約1億1000万円)の報奨金と海外研修の特典を付与する。
大賞は、LS Cable & Systemのグローバル海底エネルギー事業リーディングチームと、LS ELECTRICの北米電力機器市場拡大チームが受賞した。技術賞は、LS Cable & Systemの3ギガワット級ケーブル商用化チームと、LS ELECTRICのデータセンター製品開発チームに贈られた。
イノベーション賞は、LS MnMのバッテリー素材投資最適化チーム、Gaon Cableの北米データセンター向けケーブル開発チーム、Essex SolutionsのハイブリッドEV巻線供給チームが受賞した。
ク・ジャウン会長は、AIを活用した業務革新をリーダー自ら先頭に立って進めるよう求め、「2026年をLSの未来価値を一段と高める年にしなければならない」と訴えた。