Samsung Displayは、2026年を「業界首位を実力で証明する年」と位置付けた。イ・チョン代表取締役社長は2日の新年あいさつで、8.6世代のIT向け有機EL(OLED)量産や折りたたみ市場の拡大、AIデバイスの登場を新たな成長機会に挙げ、顧客からの信頼確保と技術リーダーシップの強化が重要になるとの認識を示した。
イ社長は「2026年は大きな転換点であり、分岐点となる年だ」とした上で、「業界首位の座を、実行力と結果で確実に証明しなければならない」と強調した。
その背景として、2026年には8.6世代のIT向けOLED量産に加え、折りたたみ市場の成長やAIデバイスの登場など、事業環境が大きく動くとの見通しを示した。「確固たる首位を証明するには、あらゆる分野で顧客の信頼を獲得し、技術リーダーシップを強化しなければならない」と述べた。
2025年の事業環境については、「急激な産業環境の変化と激しい競争の中では、従来のやり方を踏襲するだけでは答えにならない」と振り返った。
その上で、「私たちの強みはさらに強化し、改善が必要な部分は大胆に見直して新たな挑戦につなげよう」と呼びかけた。あわせて、「大きな魚が小さな魚を食べるのではなく、速い魚が遅い魚を食べる世界だ」と述べ、変化への迅速な対応の重要性を訴えた。
さらに、2026年も中核キーワードとして「ACE(Action、Customer、Excellence)」を掲げ、「圧倒的なSamsung Displayを目指し、力強く走り抜けよう」として役職員を激励した。
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