Naver Cloudは1月2日、オープンソースのValkeyを採用したフルマネージド型インメモリキャッシュDBサービス「Cloud DB for Cache」の提供を開始したと発表した。Redisの商用ライセンス化に伴う技術面・コスト面の不透明感を踏まえ、代替手段として展開する。
同社によると、Cloud DB for Cacheは、国内クラウド事業者では初めてオープンソースのValkeyを採用したインメモリキャッシュデータベースサービスとなる。
Redisはライセンス方針の変更により、Redisを利用したクラウドサービスの提供に追加費用が発生する形となった。Naver Cloudは、こうした変化で高まる技術面とコスト面の不透明感に対し、現実的な代替候補を示すサービスだとしている。
既存のRedis環境との高い互換性を確保し、移行コストを最小限に抑えられるという。商用ライセンス版のRedisと比べて価格競争力を持たせつつ、高性能かつ高可用性のインメモリキャッシュDBサービスを提供するとしている。
公共向けクラウド環境での活用も見込む。Naver CloudはCloud DB for Cacheを含め、クラウドサービスセキュリティ認証(CSAP)を取得しており、RDBMSやNoSQLを含むデータベースポートフォリオを展開している。
チョン・スンヨン氏(Naver Cloud Cloud DBプラットフォームリーダー)は「急速に変化するオープンソース環境の中でも、国内企業と公共機関が安心して選べるクラウドサービスを継続的に拡大していく」とコメントした。その上で「コストや規制などの不確実性を減らせる代替案を先回りして提示し、国内クラウド市場での影響力を広げていく」と述べた。