写真=LG Electronics

LG Electronicsは1日、米ラスベガスで6日に開幕する「CES 2026」で、2026年モデルのノートPC「LG gram Pro AI 2026」を初公開すると発表した。航空・宇宙分野で使われる新素材「Aerominum」を採用し、軽量性と耐久性を高めたほか、LG AI研究院の大規模言語モデル(LLM)「EXAONE 3.5」によりオンデバイスAI機能も強化した。

今回のモデルで大きく見直したのは筐体素材だ。LG Electronicsは、マグネシウムとアルミニウムの合金であるAerominumを新たに採用した。軽さと高い耐久性を両立できるとしている。

これにより、16型のgram Proは本体重量を1199gに抑え、シリーズの特徴である軽量性を維持した。耐傷性は前モデル比で35%以上向上し、米国防総省のMIL規格試験7項目をクリアしたという。

AI機能も拡充した。Microsoftの「Copilot+ PC」機能に加え、EXAONE 3.5をベースにしたLG独自の「gram chat on-device」を搭載する。

ネットワーク接続がない環境でも、PC内に保存したファイルを検索・要約し、文脈に沿って質問に答える「My archive」機能を利用できる。PCでの作業履歴を検索したり、誤って削除したデータの復元に対応したりする「Time travel」機能も備える。

機器連携も広げた。従来のiOSおよびAndroid端末との連携に加え、今年からはwebOS搭載のテレビやモニターとも接続できるようにした。ファイル共有や画面拡張に対応する「gram link」を提供し、盗難時にデータを遠隔保護する「Secure lock」機能も新たに追加した。

プロセッサは用途に応じて選べる。Intel Core Ultraプロセッサはグラフィックス性能を重視するユーザー向け、AMD Ryzen AI 400シリーズは電力効率を重視するユーザー向けとした。16型モデルは77Whバッテリーを搭載し、最大27時間の駆動が可能だとしている。

LG Electronicsは6日から、オンラインのブランドショップを皮切りに、「gram Pro AI」や「gram Pro 360 AI」など計7モデルを順次発売する予定だ。

LG Electronicsのディスプレイ事業部長(副社長)、イ・チュンファン氏は「2026年型LG gramは、高強度の新たな金属素材を初めて採用し、超軽量というアイデンティティーをさらに強化した。より高度なAI体験を提供するAI PCの新たな基準になる」とコメントした。

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