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Nvidiaが、大規模言語モデル(LLM)を手掛けるイスラエルのスタートアップAI21 Labsの買収に向け、20億〜30億ドル(約3000億〜4500億円)規模で協議を進めていることが分かった。SiliconANGLEが31日、イスラエルメディアCalcalistの報道を引用して伝えた。

買収が実現すれば、AI21 Labsの評価額は昨年の水準に比べて2倍超に膨らむ見通しだ。Nvidiaは昨年、AI21 Labsの資金調達ラウンドにも参加していた。

AI21 Labsの年換算売上高は約5000万ドル(約75億円)とされる。

AI21 Labsは、オープンソースのLLM「Jamba」を開発している。SiliconANGLEによると、Jambaは従来手法に比べてデータ処理が2.5倍高速で、Transformerモデルと「Mamba」と呼ばれるニューラルネットワーク構造を組み合わせることで、メモリ効率を高めているという。

同社は有償ソフトウェア「Maestro」も展開しており、企業によるAIエージェントの構築や運用管理を支援している。

Nvidiaは、買収が実現した場合、Maestroを自社のAIソフトウェア群「Nvidia AI Enterprise」に組み込む可能性がある。Nvidia AI EnterpriseはLLMや各種開発ツールを備え、研究者による独自のAIモデル開発を支援する製品群だ。

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