LG Uplusは3月15日、3月21日にソウル・光化門広場で開かれる大規模公演に向け、通信対策を強化すると発表した。自律ネットワークを活用した事前対策に加え、移動基地局や仮設中継器を追加配備し、イベント当日の安定した通信品質の確保を目指す。
同社は、現場設備の増強とリアルタイム監視を組み合わせ、トラフィックの急増に対応する。イベント前にはトラフィック変動を予測して事前に対策を講じ、開催中は現場と状況室が連携してネットワーク品質を管理する方針だ。
具体的には、光化門広場と周辺の主要エリア約10カ所に移動基地局と仮設中継器を追加配備する。あわせて既存基地局の容量を点検し、事前の最適化作業を進めることで、LTEと5Gのトラフィックが特定区間に過度に集中しないよう備える。
ネットワーク運用には自律ネットワーク技術を適用する。イベント前には光化門一帯のセルごとの運用条件をあらかじめ設定し、開催中はトラフィックをリアルタイムで自動監視する。
特定のセルにトラフィックが集中した場合は、基地局の出力や接続関連の設定値を自動で調整し、周辺基地局へ負荷を分散させるとしている。
イベント当日は現場運用要員を配置し、設備の稼働状況とネットワーク品質を点検する。麻谷のネットワーク状況室でも緊急対応体制を敷き、現場と並行してトラフィック状況を監視する。必要に応じて即時に最適化を行う。
LG Uplusのクァク・ジュニョン首都圏インフラ担当常務は「大規模な集客イベントでは、事前の設備点検とリアルタイム監視が重要だ」とした上で、「自律ネットワークに基づく先制対応体制と、現場と状況室の連携運用を通じて、利用者が安定的に通信サービスを利用できるよう準備する」と述べた。