分散型金融(DeFi)プロトコルのSkyは、USDSとDAIの準備金を積み増すため、自社トークンのバイバックを大幅に縮小する。
DLニュースによると、Skyの運営母体であるデジタル協同組合は12日(現地時間)、投票を通じて1日当たりのバイバック額を30万ドル(約4500万円)から3万7600ドル(約564万円)へ引き下げることを決めた。削減幅は87%だ。この措置は3カ月間続ける。
Sky創業者のルーン・クリステンセンは、今回の判断の背景としてイランを巡る戦争を挙げた。Discord上で「世界は大規模なオイルショックに直面し、多くの金融インフラが崩壊する」と述べた。
一方で、対応が遅すぎたとの批判も出ている。Skyは、USDSとDAIの裏付けとなる資産が減少するなかでも、バイバックを続けてきたためだ。
DLニュースによると、直近30日間でUSDSの供給量は22%超増え、約79億ドル(約1兆1850億円)に達した。DAIも2%増の45億ドル(約6750億円)となった。一方、USDSとDAIの価格安定を支える余剰の暗号資産準備金は、約5000万ドル(約75億円)で横ばいだった。
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