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Circleのステーブルコイン「USDC」が、実需に近い取引を示す調整後取引量ベースでTetherの「USDT」を上回った。The Blockが13日、みずほのアナリストによる分析として報じた。

みずほはリサーチノートで、調整後取引量に基づくシェアはUSDCが64%、USDTが36%だったと指摘した。2019年から2025年までUSDTが優位だった流れが反転したとしている。

この調整後取引量は、ボット取引や高頻度取引を除外した指標。中央集権型取引所、分散型取引所のほか、識別可能な機関アドレスによる取引を対象とする。さらに、30日間で取引件数が1000件以下、または取引額が1000万ドル(約150億円)以下のアドレスによる取引も含めて集計した。みずほはこれを、個人や機関による実際の資金移動とみられる取引と位置付けている。

具体例としては、企業の代金決済、Polymarketでの賭け取引、中央集権型取引所と分散型金融(DeFi)プロトコル間の資金移動を挙げた。

一方、時価総額ではUSDTが引き続き首位を維持している。USDTの時価総額は1840億ドル(約27兆6000億円)で、USDCは約790億ドル(約11兆8500億円)。

みずほのアナリストは、USDCの方が日常的な経済活動での利用が多いと分析した。決済手段として使われる比率が高いという。長期的には、ステーブルコイン市場の勝者は時価総額が最大の銘柄ではなく、日常の経済活動で最も広く使われる銘柄になるとの見方も示した。その上で、取引量に占めるUSDCのシェア拡大を前向きに評価した。

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