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Coinfelloは、AIエージェントが利用者の秘密鍵を保持せずにMetaMaskと連携し、オンチェーン取引を実行できるオープンソース機能を公開した。既存のウォレットを使ったまま、AIエージェントに必要最小限の権限だけを委ねる仕組みが特徴だ。

DeFiantの報道によると、この機能により、OpenClawベースの個人向けAIエージェント「MoltBot」は既存のMetaMaskウォレットに接続し、利用者が指定した金額の範囲内で暗号資産を取引できるようになる。ウォレット保有者が秘密鍵の管理権限をエージェント側に渡す必要はない。

実装にはMetaMask Smart Account Kitを採用した。ERC-4337準拠のスマートアカウントと、ERC-7710による委任の仕組みを組み合わせている。

Coinfelloは今回の機能について、現在のAIエージェント向けウォレットが抱える脆弱性への対策を主眼に開発したとしている。

多くのエージェントウォレットでは、秘密鍵やAPI認証情報をエージェントに直接渡す方式が採られており、プロンプトインジェクション攻撃のリスクがある。これに対しCoinfelloは、特定のタスクの実行に必要な最小限の権限のみをエージェントに付与することで対応したと説明した。

Coinfelloの最高技術責任者(CTO)であるブレット・クリアリー氏は、「エージェントがオンチェーン経済に本格的に参加するには、自律システムに秘密鍵を渡すよりも優れたセキュリティモデルが必要だ」と述べた。

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