利回り型ステーブルコインが、従来型を大きく上回るペースで拡大している。市場規模は227億ドル(約3兆4050億円)に達し、ステーブルコイン市場全体の7.4%を占めた。一方で、米上院では規制を巡る対立が続いており、関連法案の採決は4月以降に持ち越された。Cointelegraphが13日(現地時間)、暗号資産市場分析会社Messariのデータを基に報じた。
Messariによると、CircleのUSYC、PaxosのUSDG、TronのUSDD、Ondo FinanceのUSDYなどが急伸し、市場拡大をけん引している。利回り型ステーブルコインは、従来型に比べて15倍のペースで成長しているという。
米上院では、この利回り型ステーブルコインを巡って意見が割れている。共和党は必要性を訴える一方、民主党は伝統的な金融システムを弱体化させる恐れがあるとして反対している。この影響で、暗号資産市場の制度設計に関する法案の採決は4月以降に延期された。
個別銘柄では、Maple(MPL)の「Syrup USDC(SUUSDC)」が年率4.54%の利回りを打ち出し、投資家の関心を集めている。
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