ByteDance(写真=Shutterstock)

TikTokの親会社であるByteDanceが、マレーシアでNVIDIAの最新AI半導体「Blackwell」を大量導入し、中国国外でのAIインフラ整備を加速している。米The Wall Street Journalが12日、事情に詳しい関係者の話として報じた。

報道によると、ByteDanceは東南アジアのクラウド事業者Aolani Cloudと協力し、マレーシアにNVIDIAのBlackwellシステム約500台と、B200を3万6000基配備する計画だ。関連するハードウェア費用は25億ドル(約3750億円)を超えるとみられている。

Aolani Cloudは、NVIDIAチップ搭載サーバを組み立てるAivresからサーバを調達する予定という。

ByteDanceは、こうして確保した計算資源を海外でのAI研究開発や、グローバル顧客向けAIサービスの需要対応に充てる方針だ。

同社は中国で、チャットボットや動画制作、学習支援などに関連するAIアプリを10本超展開しており、一部は海外でも提供している。AI動画生成モデル「SeaDance」は、台本を入力するだけで実写風の短編動画を生成できるとして、足元で注目を集めた。

ベンチャーキャピタルのAndreessen Horowitzが1月にまとめた月間アクティブユーザー数ベースの世界の消費者向けAIアプリ上位50では、ByteDanceのアプリが5本入った。

また、ByteDanceはインドネシアのデータセンターでも、B200を7000基超搭載したAIサーバの導入を協議しているとされる。リャン・ルーボー最高経営責任者(CEO)は1月、従業員に対し「AIでトップに立つことが目標だ」と語ったという。

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