写真=Wises IT

Wises ITは3月13日、貿易書類の情報抽出を自動化するサービス「iDocu」のベータ版を開始したと発表した。LLMベースの文書理解技術を活用し、書式が異なる貿易書類からも安定して情報を抽出できるという。

同社によると、iDocuはOCRによる文字認識にとどまらず、文書内の項目の位置関係や文脈、意味を踏まえて情報を抽出する。項目の配置が一定しない貿易書類の特性を踏まえ、特定の書式に依存せず、さまざまな形式の文書に対応できるよう設計したとしている。

主な機能は、LLMベースの高精度な文書情報抽出、文書タイプの自動分類、項目ごとのデータルール適用、ERPなど既存システムとの連携、Webベースのユーザーインターフェースなどを備える。文書の登録から情報抽出、検証、システム連携まで一連の業務を支援する。

開発では、国際物流ERPの専門企業であるKorea Biznetと協力し、物流現場の要件を反映した。対応文書は、船荷証券(BL)、航空貨物運送状(AWB)、商業送り状(CI)、梱包明細書(PL)など、実務で使われる主要な貿易書類を幅広くカバーし、サービスの完成度を高めたとしている。

Wises ITは今後、ベータ版の運用結果を踏まえて機能の高度化と最適化を進める。今年上半期からは、フォワーダー企業を対象に販売・マーケティングを本格化する方針だ。

キム・ダサン代表は「iDocuはLLM技術を活用し、貿易業界に根付く非効率を実質的に改善するサービスだ」とコメント。「今後もAIとデータの技術力を基盤に、顧客が現場で実感できる業務革新を継続的に示していく」と述べた。

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