KB国民銀行は3月13日、中小企業の将来価値や成長可能性を重視して評価する「生産的金融」向けの戦略モデルの開発を進めると発表した。財務データに加え、特許や研究開発、雇用などの非財務データも活用し、信用評価の高度化を図る。
新モデルは、財務諸表に基づく財務情報だけでなく、さまざまな非財務データを総合的に分析するのが特徴だ。
同行は今後、成長性や事業活動に関する指標の反映を広げる。売上や仕入れに関する取引データに加え、特許、研究開発(R&D)活動、雇用情報などを活用し、企業の技術力や事業モデルの成長性を評価に反映する方針だ。
これにより、企業の将来の成長価値をより多面的に見極めるとしている。
とりわけ、金融支援が届きにくい中小企業については、事業成果や技術競争力、市場の成長性をこれまで以上に精緻に評価し、有望企業の成長を後押しする生産的金融を強化する考えだ。
同行関係者は「今回の戦略モデル開発を通じて、優れた技術力と潜在力を持つ中小企業が、より円滑に金融支援を受けられるようになることを期待している」とコメントした。そのうえで、「今後も将来産業をけん引する企業への生産的金融を継続的に拡大していく」と述べた。
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