アルミ製レースロードとして競技性能を前面に打ち出したCannondale「CAAD14」。写真=Cannondale

米自転車ブランドのCannondaleは、アルミ製ロードバイクの新モデル「CAAD14」を発表した。前世代の「CAAD13」で取り入れた実用性重視の方向性を見直し、純粋なレース性能を前面に押し出したモデルとして投入する。

BikeRadarが3月10日付で報じたところによると、CAAD14はレース性能と日常用途の両立を図ったCAAD13とは異なり、よりアグレッシブな走りに軸足を置いた設計とした。

フェンダーマウントは省く一方、32mmタイヤクリアランス、フル内装ケーブル、ユニバーサルディレイラーハンガーといった現行レースロードに求められる仕様は維持した。フレームジオメトリも「SuperSix EVO」以上にアグレッシブな設定とし、レーシングフィットと俊敏なハンドリングを訴求する。

Cannondaleのロードカテゴリー担当マーケティングマネジャー、アンドレアス・クルイェフスキ氏は、「CAAD13はSuperSix EVOの廉価版のような位置付けに映り、アルミモデルとしての個性が薄れていた」としたうえで、「CAAD14ではアルミ特有の高い剛性と鋭い加速感を強調した」と説明した。

新フレームは、従来のエアロフォイル形状ではなく、ラウンド形状のチューブを採用した。Cannondaleは、これによりアルミ素材の剛性を最大限に引き出し、正確なハンドリング性能を確保したとしている。

また、シートステーとトップチューブの接合位置を高め、ヘッドチューブとダウンチューブまわりも見直すことで、よりアグレッシブなライディングポジションを実現したという。

56cmサイズのフレーム重量は、未塗装で1280g、塗装後で1410g。フォーク重量は397g。ボトムブラケットには68mmのBSAねじ切り規格を採用し、整備性にも配慮した。

最上位モデルの「CAAD14 1」には、Momo Designの一体型システムバー「R-One」コクピットを搭載した。残る2モデルは、従来型の2ピース構成を採用する。

シートポストは27.2mmのラウンド規格を継続採用し、外部クランプで固定する方式とした。

CAAD14は完成車3モデルとフレームセットを展開する。価格は2499ドル(約37万4850円・目安)から7499ドル(約112万4850円・目安)で、フレームセットは1799ドル(約26万9850円・目安)。フレームセットには、Cannondaleのセーブカーボンシートポストが付属する。

CannondaleはCAAD14を通じて、同社が長年展開してきたアルミロードバイクシリーズのアイデンティティを改めて打ち出す考えだ。

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